12の強み
8. 創業90年の歴史

8. 創業90年の歴史
坂田酒販グループはおかげさまで2023年に90周年を迎えました
戦中から戦後へ。坂田酒販設立へ。
坂田酒販グループの始まりは、陶磁器産業で栄えた、愛知県瀬戸市。町の中心から1キロメートルほどは離れた川沿いにある長屋に一角で始まりました。昭和8年、現社長の祖父である坂田豊次(さかたとよじ)が夫婦で味噌や醤油を販売するお店を始めました。
私たちの原点
真新しい看板には『味噌、醤油』、『カクサ』の商標が見えます。ひさしの下には『イチビキ ミソタマリ』の小さな看板が見えます。間口(まぐち)はわずか2間半、奥行き4間の長屋のお店。これが私たちの原点です。
昭和30年代頃の坂田商店
商売は順調に伸び、借家の権利を買い取り、また、隣家を順番に買い増しして間口を広げていきました。戦中戦後の苦しかった時期を乗り切り、昭和25年には会社を設立し個人事業から法人へと成長しました。写真は昭和30年代の終わりか40年代始めの店舗の様子です。戦後、酒類販売免許を取得し酒類の販売が主力になってきました。
小売店から問屋へ
昭和46年、酒類卸売免許を取得。昭和47年、アサヒビールと直送取り引きを開始、50年には正式に特約店契約を締結しました。これ以後、当社は小売店から問屋への道を歩み始めます。
株式会社坂田酒販を設立
昭和60年、尾張旭市北本地ヶ原町に土地を購入。酒類卸免許の移転などで3年間の準備期間を経て、昭和63年8月に新しい本社店舗・倉庫を建設しました。坂田酒販グループの本社である株式会社坂田酒販はこのとき設立されました。
2023年に創業90周年迎えた
創業から90年余りを経た坂田酒販グループ。現在では坂田酒販が愛知県全域、岐阜県西濃地方、静岡県浜松市周辺まで商圏を広げ、多治見酒販は東濃地方から長野県南部まで、またサンアイは三重県の中部と北部をカバーし、グループ全体で東海地方の大半への配送体制を確立しました。また、吉田屋は愛知県の工場、事業所の社員食堂や、医療機関、介護施設、学校などの給食に食材を納入し、グループの食品販売の推進力になっています。ひまわりカーゴサービスは、大型トラックでビールメーカーからグループ会社への物流、大口顧客への配送を担い、メーカーからユーザーまでの自社グループによる一貫物流体制を築いています。大治店、師勝店は地域に根ざした酒販店として営業しています。