酒コラム

  1. HOME
  2. 酒コラム
  3. クラフトビールとは?地ビールとの違いを知っておこう

クラフトビールとは?地ビールとの違いを知っておこう

近年、スーパーや酒販店でも見かける機会が増えた「クラフトビール」。一方で、「地ビール」と何が違うのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか。実は、この二つは似ているようで少し意味が異なります。

「地ビール」という言葉は、1994年の酒税法改正によって小規模なビール醸造が可能になったことをきっかけに広まりました。地域に根差した小規模ブルワリーが造るビールを指すことが多く、地域性が重視されるのが特徴です。

一方、「クラフトビール」は、小規模生産に限らず、造り手のこだわりや個性、品質を大切にしたビールを表す言葉として使われています。ホップや麦芽の組み合わせ、発酵方法などを工夫し、香りや味わいに特徴を持たせた商品が数多く生まれています。そのため、地ビールであってもクラフトビールと呼ばれるものは多く、現在では「クラフトビール」の名称が広く定着しています。

酒屋の卸業者として感じるのは、クラフトビールの魅力は種類の多さだけではなく、それぞれの造り手が地域の風土や素材、醸造技術を生かしながら、一つひとつに個性を込めている点です。地域限定の商品や季節限定の商品も多く、飲み比べを楽しめることも魅力の一つといえるでしょう。

クラフトビールと地ビールの違いを知ることで、それぞれの背景や造り手の思いにも目を向けることができます。味わいだけでなく、その一杯に込められたストーリーを知ることも、クラフトビールの楽しみ方の一つではないでしょうか。

酒コラム

酒コラム一覧